Press Release
Wasabi Technologies、春日井市民病院の重要な医療情報を保護
July 4, 2024
マサチューセッツ州、ボストンおよび東京 - 2024年6月4日 – Hot Cloud Storageを提供するWasabi Technologies(本社:米国マサチューセッツ州ボストン、日本法人:Wasabi Technologies Japan合同会社、東京都港区、以下 Wasabi)は本日、愛知県春日井市の春日井市民病院におけるテープおよびオンプレミスストレージのバックアップデータをクラウドへ移行するためのクラウドストレージプロバイダーとして選定されたことを発表しました。春日井市民病院は、ランサムウェア攻撃や自然災害発生時のデータ保護に関する懸念を解消するため、イミュータブル(不変的)データコピーと日本のデータセンターを備え、Cohesityのバックアップソリューションとも統合できるWasabiクラウドストレージへの移行を決断しました。
春日井市民病院、医療情報技術センター事務局管理課情報担当の馬場勇人氏は次のように述べています。「ハイパースケーラーのクラウドサービスでは、データを取り出す時に予想できない課金が発生します。インシデントが起きて、いざクラウドからデータを取り出し復旧させようとすると、それなりの追加コストが請求されますし、リストアテストの時でさえ、コストが発生してしまいます。公的な病院では予算を超過する費用については、追加予算申請が必要となります。その点Wasabiではデータを取り出すのに課金されないため、予算通りのバックアップシステム運用が可能です」
国内では病院を標的にしたランサムウェア攻撃が頻発しており、長期間の業務停止により必要な医療サービスを提供できなくなる事態が起きています。医療機関は、医療情報システムの管理、施設運営の維持、患者情報などの重要データの保護といった防御策を講じることで、ランサムウェア攻撃への対策を行っています。地域の基幹病院として医療を提供する春日井市民病院もその一つです。同院は災害拠点病院に指定されており、多様なニーズに対応した医療を提供するため、ランサムウェア対策の強化が喫緊の課題でした。春日井市民病院では、平時だけでなく自然災害時にも、医療を安定的に提供し続けることが求められます。したがって、電子カルテをはじめとするITシステムの信頼性と可用性の確保は極めて重要です。
Wasabi Technologies Japan取締役社長の脇本亜紀は次のように述べています。「Wasabiはクラウドでのバックアップに最適なソリューションです。改ざんや削除を阻止するイミュータブル機能によってバックアップが保護されているため、春日井市民病院などの医療機関は、ランサムウェア攻撃やその他の災害時にも業務を続けることができます。私たちは春日井市民病院と連携し、データが保護されている安心感をお届けできることを楽しみにしています」
WasabiではイグレスやAPIリクエストの料金は発生しないため、春日井市民病院は事前に予測可能な価格でデータを保護することができます。同院は、Wasabiクラウドストレージとイミュータブルデータコピーの保護機能に、Cohesityのバックアップソリューションを組み合わせることも決定しました。これにより、高いデータ圧縮率が実現されると共に、運用と管理はNECネッツエスアイに委託されます。さらに、Wasabiの安全性と信頼性により、99.9%の可用性SLAと、医療活動の維持に不可欠な極めて高いデータ耐久性が提供されます。
春日井市民病院のクラウドデータをWasabiがどのように守っているのか詳細についてはこちらをご覧ください。
Wasabi Technologiesについて
テクノロジー業界で最も急成長しているWasabiは、データストレージを低価格、予測可能かつセキュアに提供することで、世界中のデータを保存することを使命としています。Wasabiを採用することで、先見性のある企業は予測不能な料金やベンダーロックインに悩まされることなく、いつでも自由に自社のデータを利用し、業界で最も急成長している独立系クラウドアプリケーションパートナーのエコシステムを活用して最高のソリューションを自由に構築できます。世界中のお客様とパートナーが、Wasabiによって自社のデータを活用することで、潜在的な力を最大限に発揮しています。詳細については、https://wasabi.com/ja/をご覧ください。
【報道関係お問い合わせ】
Wasabi Technologies広報担当
井之上パブリックリレーションズ 米須、池田
Email:wasabi@inoue-pr.com