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Press Release

インフラコスト上昇とサイバーレジリエンスへの対応と同時に多くの医療機関が AI投資を加速

AIプロジェクトの約4分の1が赤字の一方、回答者の約3分の2がAI予算増額を予想

June 18, 2026

マサチューセッツ州ボストンおよび東京 – 2026年6月17日 — Wasabi Hot Cloud Storageを提供するWasabi Technologies(本社:米国マサチューセッツ州ボストン、日本法人:Wasabi Technologies Japan合同会社、東京都千代田区、以下 Wasabi)は、第4回となる今年の年次調査「2026年Wasabi Global Cloud Storage Index」において、組織がAIおよびクラウドストレージを支えるためにインフラや予算をどのように管理しているのかなど、継続的なデータセキュリティの課題と解決策について調査を行いました。

Vanson Bourne社との共同調査である「Wasabi Cloud Storage Index」は、クラウドインフラやストレージサービスに関する業界動向、およびIT意思決定者のインサイトを提供します。医療分野の回答者171名を含む1,700名のIT部門担当者を対象に多くの国々で調査を行っており、過去3年間にわたってサービスの導入傾向、ユーザー満足度、ハイパースケーラーの料金体系がストレージ使用コストに与える影響などについて、重要な事実を明らかにしてきました。

AIの導入スピードにインフラ整備が追いつかない現状

·                医療機関ではAIインフラへの投資が拡大:医療分野のIT専門家の約3分の2(64%)が、今後1年間に所属組織のAIインフラ予算が増額されると予想しています。データ集約型ワークロードの重要性が高まるのに伴い、AI支出の67%がデータおよびコンピューティングのインフラに割り当てられており、ストレージを含むインフラがAIの取り組みに欠かせない基盤であることが浮き彫りになりました。

·                AI関連コストの課題がビジネス成果にもたらす影響:投資が増加しているにもかかわらず、多くの組織はAI関連のストレージおよびインフラ関連コストの管理に苦慮しています。医療分野の回答者の半数近く(43%)が、AI関連のクラウドストレージ管理における最大の課題は「高額または予測不可能なコスト」だと回答しており、27%はAIプロジェクトの運営が現在赤字の状態だと報告しています。これらの調査結果は、コスト管理がAIを最大限活用するうえで依然として大きな障壁となっていることを示唆しています。

クラウドストレージFeeの管理の難しさが要因となり、多くの企業がマルチクラウド戦略を採用

·                クラウドストレージのFee(操作料金およびデータ転送料)が企業の支出の大部分を占める:医療機関のクラウドストレージ支出のほぼ半分(49%)が、実際のストレージ容量に対する支払いではなく、ストレージおよびネットワークの利用Feeとなっています。データ量が増加し、組織が分析やAIワークロードのためにデータにアクセスする頻度が増えている現在も、このFeeがいまだにクラウドストレージ利用の総コストの大部分を占めています。

·                コストに対する懸念の高まりがマルチクラウドの導入増加に反映:回答者の73%が複数のパブリック クラウド サービス プロバイダーを利用しており、65%がハイブリッドストレージの導入を検討していることから、組織はより柔軟でコスト効率に優れ、管理の容易なデータ保存方法を求めていることがわかります。

·                大量のデータが未活用:ほとんどの医療機関が、データ保存容量の最大49%を、未分析または十分活用されていない「ダークデータ※」が占めていると推定しています。これは、既存のデータ資産から価値を引き出しつつ、同時に不要なストレージコストを削減できる大きな可能性が潜んでいることを示唆しています。

Wasabi Technologiesの戦略および市場インテリジェンス担当ディレクターで、元IDCアナリストでもあるアンドリュー スミス(Andrew Smith)は次のように述べています。

「医療機関におけるクラウドストレージにかかる実際のコストは、基本的なストレージ容量だけで決まるものではない、という認識が広まっています。AI活用やアナリティクス、その他のデータ集約型ワークロードによってデータへのアクセス頻度が増えるにつれ、データの転送や利用に伴って発生するコストの予測や管理が難しくなっています。同時に、大量のダークデータの存在は、医療機関が既に保有しているデータを活用し、ストレージ関連支出を抑える体制を整え、イノベーションを実現する好機にあることを強く示しています」

データレジリエンスが向上する一方、備えへの自信には格差

·                医療機関ではサイバー攻撃発生後の復旧能力に懸念:サイバーレジリエンスへの投資が増加しているにもかかわらず、「サイバー攻撃後もデータを損なわず運用可能な状態に保つ自信がある」と答えた医療分野のIT専門家は、わずか51%でした。

·                組織はデータ保護戦略を強化:医療機関では、レジリエンスを向上させるよう設計されたテクノロジーやアーキテクチャの採用が増えています。医療機関の約3分の2(70%)が、データの改ざんや削除を防ぐためにデータのイミュータブル(不変)機能を活用しています。ハイブリッド クラウド ストレージ戦略の採用が広まるなかで、常に変化する脅威環境においてサイバーレジリエンス強化に業界全体がますます注力していることが分かります。

「2026年Wasabi Cloud Storage Index」の医療業界の調査結果は、Wasabiのウェブサイト(https://wasabi.com/download/2026-wasabi-global-cloud-storage-index-healthcare)(英語)からダウンロードしてご覧ください。

※ダークデータ:組織で収集した後、分析、意思決定、顧客価値、コンプライアンス、その他の戦略的目的に使用されないデータ

調査方法

Wasabiは、独立系の市場調査会社であるVanson Bourne社に、クラウドストレージに関する一次調査を委託しました。本調査は、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、インド、イタリア、日本、オランダ、ニュージーランド、英国、米国、シンガポールを拠点とする企業において、パブリック クラウド ストレージの購入に何らかの関与や責任を負う経営幹部および管理職を対象としたものです。この調査は、2025年11月~12月にかけて実施され、公共機関や民間企業を問わず、従業員数が100名以上の組織を対象としています。調査は、適切な回答者が対象となるよう、厳格なマルチレベルのスクリーニングプロセスを経て行われました。


Wasabi Technologiesについて

Wasabiは米国ボストンを拠点としており、“Storing the World's Data”を使命として、クラウドストレージを低価格、予測可能かつセキュアに提供しています。先見性のある企業は予測不能な料金やベンダーロックインに悩まされることなく、いつでも自由に自社のデータを利用し、業界で急成長を続けている独立系クラウドアプリケーションパートナーであるWasabiのエコシステムを活用して最高のソリューションを自由に構築できます。100カ国以上のお客様とパートナーが、自社のデータを活用することで、潜在的な力を最大限に発揮しています。日本では東京と大阪でデータセンターを運用しています。詳細については、https://wasabi.com/ja/をご覧ください。


【報道関係お問い合わせ】

Wasabi Technologies広報担当

井之上パブリックリレーションズ 勝俣、池田

Email:wasabi@inoue-pr.com