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Vendor Lock-In (ベンダーロックイン)

ベンダーロックインとは?

ベンダーロックイン (別名:クラウドロックインまたはデータロックイン) は、データ、製品、サービスを別のベンダーのプラットフォームに移行することが困難でコストがかかる場合に、特定のクラウドストレージソリューションへの依存 (ロックイン) が高まる問題を指します。

企業によっては、AWSのように、自社のクラウドからデータを移動するために過剰な転送料を請求する場合や、自社製品と他のベンダー製品との統合可能性を制限する場合があります。

ベンダーロックインの重大性

クラウドストレージプロバイダーを選択する際は、ベンダーロックインについて十分に考慮する必要があります。

・コスト:一つのプラットフォームに依存していると、クラウドからデータを転送する際に過剰な料金を請求される場合があります。

・柔軟性:現在のベンダーが提供するサービスとツールのみに縛られ、ビジネスの選択肢が制限されます。

・拡張性:一つのベンダーに依存していると、ビジネスの革新と成長が妨げられる可能性があります。

Wasabiでベンダーロックインを回避

IDGの調査では、半数近く (47%)の企業 がクラウド導入における最大の課題としてクラウドロックインを挙げたことがわかりました。しかし、マルチクラウド実装の一部としてWasabi Hot Cloud Storageを使用すれば、選択肢を増やしながらベンダーロックインを回避することが可能です。Wasabiは、Equinix、Flexential、Limelight Networks、Megaportなどの主要なコロケーション、キャリアホテル、エクスチェンジプロバイダーとのパートナーシップを通じて、AWSやその他の一般的なIaaSおよびPaaSソリューションへ、高速接続をじかに提供します。こういったプライベートネットワーク接続により、インターネットの遅延とボトルネックを回避し、高速で予測可能なパフォーマンスが実現します。また、第一世代のクラウドプロバイダーとは異なり、クラウド間のデータ転送でしばしば求められる下り転送料やAPIリクエスト料金が無料です。