Glossary

On-Premises (オンプレミス)

オンプレミスのデータストレージとは?

オンプレミスとは、企業がローカルハードウェアを使用し、自社でデータを保存および管理するデータストレージを指します。オンプレミスを利用する企業には、リソースとデータの両方を保護しつつも、それらが最新のテクノロジーで機能するようにシステムを維持する責任が伴います。

オンプレミスストレージで十分?

多くの企業は、ビジネスで生成されるデータの価値が高まっていることに気づいているはずです。日々の運用やロジスティクス、ソフトウェア、アプリケーションなど、非常に重要な情報が常にキャプチャされていますが、ここにオンプレミスストレージの問題点が存在します。かつて、オンプレミスストレージは多くの企業に採用されていました。しかし、現代において生成・保存されるデータ量は、ほとんどのオンプレミスシステムが処理できる量をはるかに超えています。また、保存できるデータを増やすためにオンプレミスシステムを拡張する作業は、クラウドシステムを拡張するよりも困難なうえ、コストがかさみます。オンプレミスシステムは、構築に使用されているハードウェアやソフトウェアと同程度の拡張性しか保有しません。ソフトウェアやハードウェアの製造年月日が古ければ古いほど、サポートプランや製品そのものが終了する可能性が高まります。また、現在市場に出回っているものと同じレベルで機器を維持する目的で高度なアップグレード費用が請求される場合もあります。つまり、拡張性の上限はそのシステムが導入された時期に比例しており、現在もっとも拡張性が高いのはクラウドであると言えます。