教育機関

新たなクラウドストレージで教育現場のデータ問題を解決する

21世紀の教育は、急速にデジタル化されています。 黒板に代わって、インタラクティブなホワイトボードが登場しました。 ネットワークに接続されたノートパソコンやモバイル端末を使って教材にアクセスし、宿題を提出するようになりました。 高等教育では、あらゆる分野の研究が進み、大学や専門学校のサーバーにペタバイト(PB)単位の貴重なデータが蓄積されています。

他のあらゆる産業と同様に、データは教育におけるイノベーションの生命線となっています。 人工知能(AI)やその他の新しい分析ツールは、医学部での画期的な治療法の発見から、教師による生徒の総合的な評価に基づく個別学習の実現まで、ビッグデータからより大きな洞察を導き出すことができます。

データの価値、量、速度が増大する中で、いかにしてストレージのコストを抑えるかが課題となっています。 賢い教育者やITリーダーは、Wasabi Hot Cloud Storageのような次世代クラウドソリューションに期待をしています。

価格

教育現場では、データが急速に増加しています。 データを保存するために8割以上高い費用を支払う必要はありません。

パフォーマンス

競合他社よりも高速なアクティブアーカイブで、リサーチをスピードアップできます。

保護

FERPAに準拠したデータの耐久性と不変性により、災難やハッカーからデータを保護します。

簡素化

複雑なストレージ階層がなく、追加費用も必要ありません。

拡張性

トラフィック課金やAPI課金が不要で、拡張性を備えたクラウドストレージが提供されます。


ノースイースト ウィスコンシン テクニカルカレッジは、 複雑性を軽減しながらデータセキュリティを強化

「NWTCのデータ保護のニーズに合わせて、Wasabiのバケットを特定のスケジュールで使用できることは、まさに私たちが必要としていたものでした。Wasabiのおかげで、これらの目標を達成するために柔軟に対応できました」
– NWTC システム管理者 ケビン・スワンソン氏

アプリケーション開発

アーカイブ
データアーカイブは、Cloud 2.0時代に新たな意味を持ち、教育関係者にさまざまな新しい機会を提供しています。 Wasabi により、教育機関はオフラインのアーカイブから数十年にわたり蓄積した貴重なコンテンツを取り出し、学生や教員、あるいは世界中の人々と安価に快適に共有することができます。 Wasabiは、コールドストレージの価格でアクティブアーカイブストレージを提供するだけでなく、代表的はハイパースケーラーのクラウドストレージなどのアクティブデータ提供よりも高速です。

バックアップとディザスタリカバリ
学校の記録や研究データは、失うわけにはいかない重要なものです。 しかし、ペタバイト規模のデータを扱う場合、オンプレミスやクラウドにあるプライマリストレージでは、すぐにIT予算を使い果たしてしまいます。 従来のストレージに多大な投資をしてきた企業に対して、Wasabi は圧倒的な低コストで第2、第3のバックアップを提供する理想的なソリューションです。 移行が進めば、一次データも保存でき、さらにコスト削減も可能になります。

データ分析
教育者や研究者にとって、データは素早くアクセスできなければ意味がありません。 Wasabiは、アクティブなデータストレージを非アクティブアーカイブの価格で利用できるため、より多くのデータを保存し、必要なときに素早くアクセスすることができます。 これにより、より多くのデータにアクセスし、正確な予測や結果を得ることができるようになります。

Wasabiは、低コストで利用できる高性能な単一のソリューションであり、3種類のデータ保存に対応しています。

  1. アクティブデータ:作成または使用するオペレーティングシステムやアプリケーションから容易に見ることができ、ユーザーがすぐにアクセスできる。
  2. アクティブアーカイブ:オンラインで即座に利用可能な保存データ。 オフラインや遠隔地からの復元や再構築を必要としない。
  3. インアクティブアーカイブ:使用頻度やアクセス頻度が低い保存データ。 従来はテープに記録し、オフサイト保管していたもの。

カタウバ大学は、煩雑な利用料を避けるためにクラウドストレージベンダーを変更

「私たちは、追加利用料を請求されることのない、手頃な価格のクラウドストレージを探していました。Wasabiは、信頼性の高いプラットフォームと、データ保存を保証する要求に応えてくれました」
カタウバ大学 副CIO兼エンタープライズ・システム・アーキテクト ショーン・ムーア氏

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Wasabi Hot Cloud Storageが多くの教育機関に選ばれる理由

今日、他の業界と同様に、教育現場にもデジタル化が進んでいます。 幼稚園から大学まで、数年前よりはるかに多くのストレーを使用しています。 学生記録やデジタル教材に加え、副教材やビデオ講義、学生の制作物やパフォーマンスなどを保存する学校も増えてきています。 中には、デジタルライブラリー全体を作成して、生徒や職員がオンラインでアクセスできるようにした学校もあります。データ量に最も貢献しているのは、おそらく大学が行っている研究になるでしょう。 学術研究や医学研究は、その性質上、研究期間中あるいは無期限で保存しなければならない膨大な量のデータを生み出すことがよくあります。

オンプレミスかクラウドか?
オンプレミスのデータストレージは、高価で、拡張性に制限があり、メンテナンスが困難なため、必ずしも実用的ではありません。 学校のシステムは、拡張性とストレージハードウェアの取得やメンテナンスにかかるコストを回避するために、クラウドストレージに注目しています。 A代表的はハイパースケーラーのクラウドストレージは、複雑なストレージ階層、データのトラフィック課金、その他の追加料金により、高価になる可能性があります。

しかし、Wasabi Hot Cloud Storageは、次世代クラウド技術で構築されています。 代表的なクラウドストレージよりも80%安価で他社よりも高速なパフォーマンスを誇るWasabiは、ギガバイトあたりのコストが非常に低く、大容量ストレージを必要とする予算制限のある教育機関には最適なソリューションです。 分かりにくいストレージ階層を排除し、低価格で画期的な性能を実現しました。 アクティブデータ、アクティブアーカイブ、非アクティブアーカイブの保存に最適な単一階層のサービスを提供します。 また、トラフィック課金やAPI課金も必要ありません。 保存するデータに対して一律の料金を支払うため、費用は明確で予算管理がし易くなっています。

FERPA( Family Educational Rights and Privacy Acts )およびHIPAA( Health Insurance Portability and Accountability Act )コンプライアンスによる安全性

学校はオープンな組織であるため、他の組織と比較してユニークで多様なセキュリティ脅威に直面しています。 「内部脅威」には、学生がハッキング技術を試し、テストの成績を変更することから、電子メールのフィッシング攻撃による意図しないマルウェア感染や、学外で感染した可能性のある接続したモバイル端末によるものまで含まれます。

Wasabiの「多層防護」は、さまざまな脅威から保護します。 Wasabiは、SOC-2およびISO 27001準拠の認定を受けた完全に安全な冗長データセンターで展開され、強力な認証とアクセスコントロールを採用し、不正なアクセスや開示を防ぐために保存時およびデータ転送時のデータを暗号化しています。また、ランサムウェアの攻撃によって、お客様の大切なデータが変更、消去、暗号化されないことを保証するデータのイミュータブル(不変性)機能をオプションで提供しています。

Wasabiは、学生の記録を保護するために連邦政府が定めたFERPA(Family Education Rights and Privacy Act)、学生の医療記録や大学の研究に関連するデータ規制を遵守するためにHIPAAとHITECH( Health Information Technology for Economic and Clinical Health Act )に準拠しています。

ベンダーロックインの回避

Wasabiの導入により、安価で迅速なソリューションを手に入れ、単一ベンダーに過度に依存する心配がなくなりました。 Wasabi は、AWS S3と完全な互換性を持つように設計されており、必要に応じてAWSクラウドとの間でシームレスにデータを転送することが可能です。

Wasabiの活用

教育機関の導入事例

学術研究

特に研究機関では、オフラインまたは非アクティブのアーカイブからデータを利用することができるのは大きなメリットです。 研究データをオンラインで管理することで、関連するプロジェクトに取り組む他の組織や研究者がデータを利用できるようになるからです。 これまでアクセスできなかったデータにアクセスすることで、研究の質を向上させ、これまで気づかなかった傾向や相関関係を導き出すことができるようになります。 しかし、多くの研究機関では、従来のオンサイトストレージや高価なクラウドストレージでは、大容量のデータ保存・共有をすることができません。

アクティブアーカイブが研究の協力とアクセスを向上させる
Wasabiは、研究機関がビッグデータストレージのコストと拡張性の課題を解決してくれます。 ストレージをコモディティ化することをコンセプトに、代表的なハイパースケーラーと比較して最大で80%のコスト削減を実現し、トラフィック料金やAPI料金が無料となっています。 Wasabiを使えば、研究者はどのデータを収集し共有するか、どこに保存するか、どれくらいの期間保持するかといった難しい判断をする必要がなくなります。

Internet 2クラウドエクスチェンジをWasabiでより高速化

Internet2のメンバーは、Internet 2クラウドエクスチェンジを介してWasabiに直接接続することができます。 私たちのピアリングにより、Internet2コミュニティのメンバーは、大規模なデータを高速かつ安全に共有することが可能になります。 また、保存データにアクセスするためのトラフィック課金やAPI課金がかからないため、他のクラウドストレージプロバイダーと比較して、コストを予測しやすく、安価に利用することができます。

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デジタルライブラリとアクティブアーカイブ

大学では、ビデオ、オーディオ、画像などの非構造化データを大量に保存するだけでなく、それらを学生、教員、一般の人が利用できる必要があります。 例えば、ボストンのバークリー音楽大学には、数十年にわたる学生や教員の演奏がペタバイト(PB)で保存されており、ミュージシャン志望者にとって素晴らしい学習ツールとなっています。

このような大規模なアクティブアーカイブは、他のクラウドストレージでは到底無理な話でした。 コストを抑えるために、学校は高価なストレージでを使用して、小規模なデータへのアクセスを提供することになるでしょう。 アーカイブの大部分は、テープや非アクティブなアーカイブ用クラウドストレージに保管されることになります。

Wasabiを使えば、学校はもはや公開、非公開を決める必要はありません。 Wasabiは、低コスト、高性能、高セキュリティな単一のサービス層で、3種類のデータストレージを実現しました。長期間のデータ保存をサポートし、アクセスに伴うペナルティなども一切ありません。 Wasabiは、アクティブなデータストレージをインアクティブアーカイブの価格で提供します。

AIとビッグデータ解析

膨大なデータを分析することで、研究者や科学者は宇宙への理解を深め、病気の治療法を早め、天気予報や気候のモデリングを進めることができます。 一方、AIを活用したティーチング アシスタント プログラムや高度なデータ収集・分析によって、生徒の評価を改善し、教育者が生徒の苦手な部分を特定し、その部分を補うように調整する教師も増えています。

AIなどのビッグデータ解析には、高性能なコンピュートと膨大なデータへの高速アクセスが必要です。 これらはオフライン、もしくは遅いアーカイブに保存しておくことはできません。 Wasabiは、競合他社よりも高速なだけでなく、Wasabi Direct Connectオプションにより、研究者はオンプレミス、コロケーションデータセンター(最大10Gbps)、または他のパブリック クラウド プロバイダーからWasabiのに直接接続することができます。

物理セキュリティとビデオ監視

公立・私立の学校や高等教育でのビデオ監視の活用は、必要不可欠です。 カメラは学生やキャンパスの安全を守り、加害者や悪徳業者を裁くのに役立ちます。 残念ながら、高解像度の映像はストレージの容量をすぐに使い切ってしまうため、多くのキャンパスでは、映像を2週間程度しか保存できず、その後、空き容量を増やすためにドライブを消去しなければなりません。 しかし、Wasabiなら、より多くの動画をより長く保存することができます。 ビデオ監視用ストレージ「Wasabi」の詳細はこちら。

まずは30日間の無料トライアル

登録は簡単。トライアル中はいつでも解約(キャンセル)することができます。

  • ✅ 最大1TBのデータを30日間保存できます
  • ✅ トライアル期間終了後の自動更新なし
  • ✅ クレジットカード不要